創業は、江戸時代末期 万延元年。櫻田門外の変があった激動の頃。
そのような時代に、とら醤油は「三宅醤油店」として産声を上げました。初代代表者は、三宅喜十郎。
醤油と味噌の醸造を生業としていました。
その頃の詳しい資料は残っていませんが、数々の時代の変遷を乗り越え今日まで脈々と続いてきた歴史と精神は、とら醤油ブランドの価値として、今日まで受け継がれています。
当時の様子。古い映画に登場するような車、正に歴史を感じさせます。
後ろに写る高い煙突が印象的です。
昭和36年頃。写真右から2番目の人物は、当時の当社社長です。
昭和43年頃。この設備は、当時としては最新鋭、最大級のものでした。
元気なとら醤油の若者たち。
岡山西大寺で行われる会陽は、今でも続く岡山の冬の風物詩。男らしさの象徴的な祭りで、宝木を奪い合う荒々しいものです。とら醤油からも、多くの社員が参加していました。
第2次世界大戦終了後の敗戦国日本の様子が、この1枚の写真からもうかがえます。
今では、まず見られなくなったアドバルーン広告。
このようなアドバルーンを上げた時もありました。近くで見ると、巨大な大きさに圧倒されるほどのものでした。