醤油には、様々な種類があります。
濃口醤油・淡口醤油をはじめ、たまり醤油、再仕込み醤油(通称刺身醤油)、白醤油などがあります。
醤油には、実は、もも・リンゴ・パイナップル・ばら・ヒヤシンスなど、果物や花の香りのエッセンスを色々含んでいます。
これらが醤油特有の深い芳香を醸しだし、澄んだ色や味と共に料理のおいしさを盛り上げます。
本醸造の醤油は、二百種以上の香りが混ざり合っているとも言われています。
下記に、代表的な3種の醤油を紹介しています。
醤油は胃液の働きを活発にして、大腸菌などを短時間で死滅させる殺菌力があります。
また、身体に欠かせないアミノ酸を多く含んでいます。毎日の食生活の中で、美味しくとることのできる醤油は、理想的な調味料ともいえます。
※文章は日本醤油協会・全国醤油工業協同組合連合会発刊の冊子参照
■料理写真協力
和shokuya ほんのり
〒700-0972 岡山市上中野1-19-36中尾ビル1F TEL 086-245-5518
【営業時間】
昼 11:30~14:00(オーダーストップ13:40)
夜 18:00~23:30(オーダーストップ22:30)
日曜定休
一般的に広く使われている醤油。醤油消費量の約80%を占めています。つけ、かけの他に、煮物やあわせしょうゆにも適しています。原料は、大豆と小麦をほぼ等しく用い、主に関東地方で発達してきました。塩分は、おおよそ16~18%となっています。
※文章は日本醤油協会・全国醤油工業協同組合連合会発刊の冊子参照
写真の料理
サワラの照り焼き 半熟玉子添え
料理の素材が持つ色や味わいを生かす、色の薄い、関西料理には欠かせない醤油です。
兵庫県龍野地方で造り始められました。
原料には大豆、小麦の他、蒸し米や甘酒を使います。
※文章は日本醤油協会・全国醤油工業協同組合連合会発刊の冊子参照
写真の料理
野菜の炊き合わせ
色も成分も、濃厚な醤油で、「甘露醤油」とも呼ばれています。原料は濃口醤油と同じですが、仕込みの行程で食塩水の代わりに醤油を使用するのが特徴です。
仕込みを2度繰り返すので、この名称があります。
山陰地方や山口県、九州の一部で親しまれています。
※文章は日本醤油協会・全国醤油工業協同組合連合会発刊の冊子参照
写真の料理
旬のお刺身盛り合わせ