醤油造りは、良い諸味造りから始まります。
良い材料、そして、魂を込めた「醤油造り」へのこだわり・・・。
創業当時の精神は、今も受け継がれています。
その時代々で、果敢に挑戦してきたものづくりへの飽くなき挑戦は、とら醤油ブランドのあかし。
いち早く近代化への設備を整えたのも、その精神があったからこそ。
数々の受賞も皇室への献上品の栄誉も、魂を込めた製品作りの挑戦があったからこそと自負しています。
これからも「とら醤油」は創業の精神を忘れず、皆様の元へ確かな商品をお届け続けます。
大豆をNK缶に入れ、蒸気で蒸し、真空冷却後に小麦と種麹菌を混合します。
写真は、混合した後、自動製麹(せいぎく)室へ送る作業をしています。
空気圧送により、混合した豆・小麦・種麹を室内に敷き詰めます。
NK缶で混合した原料を麹室に入れ、3日間置きます。温度・湿度を自動調節する自動製麹装置により、麹ができあがります。
製麹(せいぎく)制御装置により、24時間温度管理をすることで均一な製品が出来るように努力しています。
出来た麹に食塩水を加え、仕込みタンクに仕込みます。天然諸味で約一年半、温醸もろみで約8ヶ月、発酵熟成させます。
天然もろみの貯蔵量は、我が社のもっとも得意とする所です。
定期的に、良くかき混ぜます。
この作業は、諸味(もろみ)を発酵、熟成させる上で大切な工程です。 諸味に命を吹き込み旨味、香りを豊かに仕上げます。
十分熟成した諸味を、百石量入る蔵に、ポンプを用いて送ります。
熟成した諸味(もろみ)は、検査した後、丁寧に濾布に包み、積み重ねて濾過します。
その後、さらに圧搾機で搾ります。
弊社は、大型圧搾機により、最も衛生的に搾るシステムラインを誇っています。
圧搾で搾った生(き)揚げを、火当(火入れ)にポンプを用いて揚げ、調合・味付けや熱を加え殺菌します。ここで、とら醤油の味が決まるとても大切な行程です。
火当(火入れ)後の製品を冷却・沈殿させ、その後、濾過し、不純物を取り除いた後、出荷できる製品を作ります。
完全に製品となった醤油は、洗瓶・検査され、自動的に瓶詰めされます。
王冠、ラベル貼りと一連のコンベヤーラインです。
最近では、ペットボトルとなりました。